2016年1月6日水曜日

ぞっとする

 年が明けてからというもの、買取もなく、ずっと座りっぱなしで作業している。20代のうちにためた積年の膿を出し切るべく、様々してゆかなければ、これから生きてゆけない気がした。1月はそういったものを奥底から引き出しつつ、とりまとめ、それぞれの方向性を決めてアーカイブ化させながら消してゆくのがメインの仕事になる。
 それと同時に出す本の進行もあって、本当は編集者の方のほうが私の何倍も大変なのだが、ともかくこれほどまでにいろいろと持て余してしまうようなことを重ねて蓄積してしまっていたのかと思いつつも、長時間の着席で腰はだんだんと疲れ、腰痛の予感を示すグニャグニャした嫌な感触があり、明日あたりにはどこかへ出かけなければと強く思っている。
 昨年末頃、親近者がヨーロッパ旅行へ行くと言い出した。パリのテロの熱も冷めやらぬ頃で、 しかし還暦後の旅行でもあるし、次に行く機会があるのかなどと悩みながら寝て、夜、ぞっとして目がさめた。夢のなかで旅程のシミュレーションをし、脳内ではテロがおこったと仮定され、その後のことを考えて、あらためていま自分がやっている仕事とは何かとあらためて考えさせられたのである。